「ローカルでは綺麗に表示されていたのに、公開したらレイアウトが崩れてしまった…」
そんな経験はありませんか?
ホームページ制作では、ちょっとしたコーディングミスが大きな表示崩れにつながることがあります。今回は、コーディングでよくやりがちなミスと、その対策をご紹介します。
目次
よくやりがちなミス
1. パスの指定ミス(相対パス・絶対パス)
CSSや画像、リンクなどのパス指定で、「./」「../」「/」などの使い分けができていないと、ファイルが読み込まれずデザインが崩れます。
対策:
- フォルダ構成をきちんと整理する
- ブラウザの「検証ツール」で読み込みエラーを確認
2. CSSのセレクタが正しく機能していない
HTMLとCSSのクラス名が一致していなかったり、継承関係が複雑すぎると、意図通りにスタイルが当たりません。
対策:
- クラス名のスペルミスに注意
- 開発段階では極力シンプルな構成を心がける
3. ブラウザによる表示差を考慮していない
Chromeではきれいに見えても、SafariやEdgeでレイアウトが崩れる…ということはよくあります。
対策:
- 各ブラウザでの動作確認を必ず行う
- CSSリセットやNormalize.cssの導入も検討
4. レスポンシブ対応が不完全
スマホで見たら横スクロールが出る、要素がはみ出すなどの問題は、メディアクエリや幅の指定ミスが原因です。
対策:
- max-width: 100%やbox-sizing: border-boxの使用を検討
- 実機・エミュレータでの確認を忘れずに
5. タグの閉じ忘れや入れ子ミス
HTMLタグを閉じ忘れたり、入れ子の順番を間違えると、レイアウト全体に影響します。
対策:
- エディタの構文チェック機能を活用
- Chromeの「検証ツール」でDOM構造を確認
まとめ
コーディングの基本的なミスでも、ホームページは簡単に崩れてしまいます。
初心者のうちは「うまくいかない原因」を一つずつ潰していくのが大切です。